群馬県内の神社仏閣、遺跡・史跡・古墳、資料館・博物館・テーマパークなど、自分で行って見てきたところを紹介しているブログ。名付けて「上州まったり紀行!」。もともとは「上毛かるた」巡り(上毛かるた紀行)から始まった「紀行もの」。
カテゴリーの基本は群馬県の市町村別だけど、テーマ別(有名人のお墓や遺跡・古墳とか)も作ってあるので、そちらからもどうぞ(神社仏閣はいっぱいありすぎて、まとめてない)。
現在、群馬県内の約2,200ヶ所の紹介記事をUPしてます。みなさんのご近所の何かが載ってるかも?
「上州まったり紀行」の最新記事(10件)です。概要と記事中の写真を載せています。
持柏木赤城神社の由緒は不詳。明治40年(1907年)に旧持柏木村内(当時は横野村)の神明宮、大山祇神社、鹿島宮などを合祀している。一の鳥居は天明2年(1782年)の建立で扁額が横書き。数多くの神社に行ってきたが、初めて見たような気がする。明治40年に赤城神社になった際に扁額を新調したのだろうが、その当時から横書きなのか、赤城神社になった際に横書きにしたのかは不明(元は神明宮)。
極楽院は応永3年(1396年)臨済宗の僧・義禀の開創。義禀が諸国巡錫のおり眼病に苦しんでいたところ、当地で目を洗ったら治癒したという。そこで堂宇を建立し、本尊に薬師瑠璃光仏を安置したとされる。寛永元年(1624年)16世・寂翁 のとき、天台宗に改宗している(寂翁を中興開山としている)。
庚申塚の道しるべは、元はすぐ前の旧沼田街道六叉路の中央に埋め込まれていたもの。昭和37年(1962年)に道路改修工事のため、現在の庚申塚上に移設されている。庚申塚上に移設されたので「庚申塚の道しるべ」となっていると思われるが、本来の「旧沼田街道の道しるべ」の方がふさわしいと思うけど。道しるべは安山岩の表面を円形に平たく磨き、そこに道しるべとしての情報(赤城三里半など)が刻まれている。
八崎赤城神社の由緒は不詳。平将門の乱時、平貞盛が戦勝祈願を行ったとの記録があり、当時既に創建されていたと考えられる。平将門の乱は承平5年(935年)から天慶3年(940年)。明治40年(1907年)村内の琴平宮、日枝神社、大山祗神社などを合祀している。
分郷八崎八幡宮の由緒は不詳。天正年間(1573~92年)に不動山城主・長尾氏の崇敬が厚かったとされるので、創建はそれ以前となる。明治41年(1908年)に村内の神前神社、神明宮、諏訪神社などを合祀している。
下南室金刀比羅宮の由緒は不詳。口碑では下南室赤城神社と同じころの創建と伝わる。赤城神社の創建は大同2年(807年)とされているので、金刀比羅宮も相当の古社となる。十二山(標高350m)の山頂に鎮座しているため、ちょっとした山登り(言いすぎかな)になる。参道は整備されているが、それなりに足には堪える。
正善寺は嘉暦元年(1326年)僧・一空の開基、創建と伝わる。元和2年(1616年)僧・円道が中興、天台宗に改宗したとされる。創建年から旧北橘村最古の寺院となる。明治初年に現在地に移転したという。本堂は昭和55年(1980年)に地域農政特別整備事業の一環として、本堂兼用の上南室農業者研修施設が建設され現在に至っている。
上箱田神明宮の由緒は不詳。明治41年(1908年)に村内の諏訪神社を合祀している。高台の南面に参道があるので、けっこう急な石段を上っていく。社殿は平成20年(2008年)8月の集中豪雨で被害を受けたが、すぐに地元の方々の浄財で復旧・修復されたようだ。それだけ地元の方々が崇敬しているということ。
三柱神社は元は赤城神社で、貞享3年(1686年)三夜沢赤城神社からの勧請と伝わる。明治41年(1908年)に八幡宮、白山神社を合祀、三柱神社と改称している。なお、北橘町箱田の木曽三柱神社とは別神社である。
元は愛宕山十輪寺という神仏混淆のお寺であった。十輪寺が迦具土命(火産霊)をと祀っていたが、明治初年の神仏分離・廃仏毀釈より廃寺となっている。寺跡は真壁上多目的研修会施設(地区の集会所)となっている。十輪寺廃寺後、迦具土命(火産霊)を祀る愛宕神社として整備されている。鎮座地は愛宕山と呼ばれる丘くらいの山頂である。愛宕山の東面と北面は「愛宕山ふるさと公園」となっている。
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