New 【 渋川市伊香保町・五徳山水澤寺 その2 】をUP(4月28日)

【上州まったり紀行】

群馬県内の神社仏閣、遺跡・史跡・古墳、資料館・博物館・テーマパークなど、自分で行って見てきたところを紹介しているブログ。名付けて「上州まったり紀行!」。もともとは「上毛かるた」巡り(上毛かるた紀行)から始まった「紀行もの」。


カテゴリーの基本は群馬県の市町村別だけど、テーマ別(有名人のお墓や遺跡・古墳とか)も作ってあるので、
そちらからもどうぞ(神社仏閣はいっぱいありすぎて、まとめてない)。

 

現在、群馬県内の約2,200ヶ所の紹介記事をUPしてます。みなさんのご近所の何かが載ってるかも?


【最新記事】

「上州まったり紀行」の最新記事(10件)です。概要と記事中の写真を載せています。

水澤寺の2回目。龍王弁財天、豊家一神、飯綱大権現、弘法大師堂、清昌稲荷神社、盗難除け・魔除けの石碑などを紹介している。水澤寺(水澤観音)の「諸願成就」の御利益の参考になれば。

水澤寺の創建は不詳だが、寺伝では推古天皇の勅願により高句麗僧・恵灌が開山したと伝わる。創建当初は御堂の数30余宇、御仏の数1,200体にも及んだが、再三の災火により焼失。現在の堂宇は宝暦(1751~64年)から天明(1781~89年)に至る33ヶ年の大改築により完成している。板東33観音霊場の第16番札所であり、水澤観音の名で親しまれている。

不動堂から新たに整備された登っていくと不動の滝(雄滝)へ行句ことが出来る。不動の滝は裏側の崖が水流により大きく浸食されているため、滝の裏側に入ることができる「裏見の滝」になっている。滝壺は浅く小さいので、けっこう近くまで行くことができる。水しぶきを浴びながら、その壮観な姿を見るとこができる。とは言え、安全には十分注意をするのは言うまでもない。

棚下不動尊の由緒は不詳だが、伝承では推古天皇15年(607年)に東国開拓の勅命により当地に来た大仁鳥臣が、暴蛟(みずち)を退治し、沼地を良田にすることができた。大仁鳥臣が大願成就を祈願した不動滝の岩屋に、村民が不動明王を招魂したのが始まりとされる。棚下不動の滝(雄滝)は落差37mで断崖を一気に流れ落ちる。「日本の滝百選」の一つに選ばれている。(今回は不動堂がメイン、不動の滝は次回)。

大蓮寺の由緒は不詳。かなりの古刹であったとされる。明和8年(1771年)に勝保沢の名工・星野幸右衛門の父・三郎兵衛が本堂を再建した記録が残る。江戸時代末から無住となり、寺運も大きく傾き檀徒との関係も希薄になってしまった。明治27年(1894年)に三原田の興禅寺に合併され、翌年には山門、本堂、須弥壇、本尊の阿弥陀如来までも興禅寺に移されている。現在は「溝呂木構造改善センター」となっている。

見立の五輪塔は、伝承では見立城主・見立権太郎清平の墓と伝わる。清平に関しては記録がほとんど残されてなく、関東管領・上杉憲顕の配下として「見立城に見立権太郎居れり」、また他では「見立城主見立権太郎清平は奥州見立権太郎家定の末孫である」と記載されている程度である。清平がなぜ奥州から当地に来て城主になり得たのかは不明だが、関管領(上杉氏)から重用されていたことになる。

見滝神社は元は八幡宮で、その由緒は不詳。明治41年(1908年)に旧見立村、旧滝沢村(いずれも当時は横野村)の赤城神社、稲荷神社、神明宮、菅原神社などを合祀し、見滝神社と改称している(見立の「見」と滝沢の「滝」で見滝神社)。さらに昭和20年(1945年)雷電神社を合祀している。

三原田八幡宮の由緒は不詳。口碑では元久年間(1204~06年)に三浦義村の家臣で三原田城主の三原田義高が鎌倉・鶴岡八幡宮の分霊を勧請したと伝わる。三原田地区には獅子舞が伝承されている。元は八幡宮に合祀された諏訪神社に奉納されていが、諏訪神社が八幡宮の合祀されてからは八幡宮の例祭時に奉納されている。渋川市の重要無形民俗文化財になっている。

三原田西之堂は永禄年間(1558~70年)に長岡家の先祖・永岡刑部左衛門が、一族の安泰と繁栄を願い十一面観音を祀りお堂を建立したもの。江戸時代に入ると、勢多三十三所観音霊場の二十一番札所となり、以降近郷の信仰を集めてきた。昭和59年(1984年)関越自動車道の建設に伴い、現在地に移転・再建している。

上三原田八幡宮の由緒は不詳。明治40年(1907年)に旧上三原田村(当時は横野村)の大山祇神社、神明宮などを合祀している。社殿の建立などの詳細は不明だが、狛犬は昭和17年(1942年)の奉納。


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