New 【 安中市松井田町原・川久保薬師堂 】をUP(6月9日)

【上州まったり紀行】

群馬県内の神社仏閣、遺跡・史跡・古墳、資料館・博物館・テーマパークなど、自分で行って見てきたところを紹介しているブログ。名付けて「上州まったり紀行!」。もともとは「上毛かるた」巡り(上毛かるた紀行)から始まった「紀行もの」。


カテゴリーの基本は群馬県の市町村別だけど、テーマ別(有名人のお墓や遺跡・古墳とか)も作ってあるので、
そちらからもどうぞ(神社仏閣はいっぱいありすぎて、まとめてない)。

 

現在、群馬県内の約2,150ヶ所の紹介記事をUPしてます。みなさんのご近所の何かが載ってるかも?


【最新記事】

「上州まったり紀行」の最新記事(10件)です。概要と記事中の写真を載せています。

川久保薬師堂の創建は定かではないが、中山道碓氷関所が現在地に設置された元和9年(1623年)以降とされる。「入鉄砲出女」を厳しく取り締まり、加えて碓氷峠が間近に控えるため旅人は難渋を極めた。そこで無事通過の願いと感謝を込めて薬師如来を祀る薬師堂が建立された。薬師堂から数十m上ると薬師の湧水がある。

井出上神社の由緒は不詳。上野国神名帳記載の「従四位井出上明神」は当社のこととされる。いつの頃からか稲荷神社となっていたが、明治11年(1878年)に井出上神社と改称している。

今宮八幡宮の由緒は不詳。口碑では推古天皇の御代に新田開発の勅命があり、勅使・飛騨鳥工が宇佐八幡宮と赤城大明神を勧請し社殿を造営したとされる(下増田町の近戸神社にも似たような由緒(口碑)が伝わっている)。

上増田近戸神社の由緒は不詳。社伝(口碑)によると、推古天皇の御代に諸国に新田開発の勅命があり、飛騨国より大仁氏がやってきて当地で新田開発を行った。その際に飛騨国にて崇敬してた水無大明神と当国の赤城大明神を勧請し、近戸山神として社殿を建てて祀ったの始まりという。なお、水無大明神は飛騨国一ノ宮である現在の水無神社。

荒子神社は明治11年(1878年)に稲荷神社と諏訪神社が合併して荒子神社となってる。それぞれの神社の由緒は不詳。その後、明治40年(1907年)に村内の神明宮と諏訪神社を合祀している。境内には日露戦役紀念碑と並んで「軍馬應徴紀念碑」がある。お隣の西大室町の大室神社にも同碑があるので、このあたりは軍馬(というか馬)の飼育が盛んだった?

荒子薬師堂は、元は室町時代に創建されたとする赤坂山医王寺で、現在は薬師堂のみが残っている。薬師堂は前面と屋根が近年改修されたようだ。本尊の薬師如来像は厨子の中。境内には石仏、石幢、庚申塔、月待ち講塔などが集積されている。

長尾景英は白井長尾氏6代当主。父・景春が主家である関東管領・山内上杉顕定、山内上杉家家宰である総社長尾氏・長尾忠景に対し反乱を起こした(長尾景春の乱)ため、当初は景春とともに戦うが後に景春と対立。景英は景春の下を離れて顕定に降り、山内上杉家の重臣に復帰している。家督を嫡子・景誠に譲った後は、大室城に隠棲していたとされる。大永7年(1527年)に没している。48歳とされる。

百合若大臣の足痕石は、その名の通り百合若大臣が足で踏み潰したといわれる石。その昔、百合若大臣という大男の若者がいて、大きな弓と長い矢で川向こうの山(妙義山)に向け矢を放つ際に、後ろ足を踏ん張った時に石が凹んだといわれる。もちろん百合若大臣は実在の人物ではないが、日本全国にその伝説が残っている。

横川の茶屋本陣は古くから「矢の沢の家」と呼ばれ、現在もその名で通っている。武井家は代々横川の名主を務め、幕末のころは坂本駅の助郷総代も兼ねていた。茶屋本陣は武井家の西の一部で、棟は居宅と同一であるが居宅分は二階があり、本陣の方は二階を造らず天井を高くしてある。居宅と本陣の境は三尺の畳敷の廊下で区切られ、襖が奥まで通じている。

浄化貯水槽跡は矢の沢川の水を浄化するための施設で、浄化した水は横川駅などの旧国鉄施設に給水され、飲料水・生活用水やSL(蒸気機関車)などに使われていた。特に昭和40年代(1970年前後)まで信越線を走っていたSLは、石炭を燃やし蒸気を発生させるために大量の水を使用したため、水の供給は重要であった。


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