New 【 昭和村橡久保・青龍山正禅寺 】をUP(7月27日)

【上州まったり紀行】

群馬県内の神社仏閣、遺跡・史跡・古墳、資料館・博物館・テーマパークなど、自分で行って見てきたところを紹介しているブログ。名付けて「上州まったり紀行!」。もともとは「上毛かるた」巡り(上毛かるた紀行)から始まった「紀行もの」。


カテゴリーの基本は群馬県の市町村別だけど、テーマ別(有名人のお墓や遺跡・古墳とか)も作ってあるので、
そちらからもどうぞ(神社仏閣はいっぱいありすぎて、まとめてない)。

 

現在、群馬県内の約2,200ヶ所の紹介記事をUPしてます。みなさんのご近所の何かが載っているかも?


【最新記事】

「上州まったり紀行」の最新記事(10件)です。概要と記事中の写真を載せています。

正禅寺は文永年間(1264~75年)に青峰白元和尚が庵室を営み、阿弥陀如来を安置したのが始まりとされる。その後、元和年間(1615~24年)得岩玄良和尚が月夜野嶽林寺6世・笑岩永伝大和尚を招いて開山とし、赤城山正善寺と称している。同じく元和年間に現在地へ移転、開創・青峰白元和尚の青峰に因み山号を青龍山と改め、寺号も正善寺から正禅寺としている。

大森神社は和銅6年(713年)の創建と伝わる古社である。上野国神名帳にも「従三位大杜明神」と記されている。創建以降、薬師如来・阿弥陀如来、聖観音・将軍地蔵・愛染明王を主神としてきたが、明治5年(1872年)神仏分離により従前の主神を廃し、改めて大国主命・倭健命・火産霊神を祭神として祀っている。明治10年(1877年)に村内52社を合祀している(その後、さらに6社を合祀)。

遍照寺は貞観年間(859~77年)慈覚大師円仁の創建と伝わる。その後、天正年間(1573~92年)了儀法印の中興開山とされるが、明和4年(1767年)火災により古記録類を焼失したため詳細不明。遍照寺には「火防不動」と呼ばれる不動明王像が祀られている。この不動像は元は東京に鎮座しており、大正12年(1923年)の関東大震災、昭和20年(1945年)の東京大空襲などの災禍を逃れたため、そう呼ばれている。

鍛屋地古墳群は昭和村森下と川額一帯に分布する古墳群で、円墳が40基以上確認されている。2号古墳は土地改良事業に伴い、平成5年(1993年)に発掘調査がされている。盛り土などは失われており、石室回りが保存されている。石室内からは五鈴鏡・武器類・馬具類・金属製品などが300点以上も発見されている。築造時期は7世紀前半と推定される。

川額八幡宮は永禄元年(1558年)宇佐八幡より勧請したと伝えられる。明治42年(1909年)に諏訪神社、熊野神社、赤城神社など14社を合祀している。社殿は宝暦9年(1759年)の建立。本殿には見事な彫刻(龍と雲や雷神の彫刻など)が施されている。

入原神社は元東照宮で、明治期に村内の八坂神社、赤城神社を合祀し入原神社と改称している。地元では今も東照宮(東照さま)と呼ばれる。社殿は丘陵地の西斜面に鎮座し、境内は段丘のような感じになっている。「愛宕山」の扁額があったが、愛宕神社も合祀されているのだろうか?

雲昌寺は慶長13年(1608年)沢翁堯孝和尚の開創。寛文元年(1661年)沼田舒林寺12世・改愚厳達大和尚を迎え開山としている。先代住職・中村一雄氏は竹山道雄著「ビルマの竪琴」の主人公・水島上等兵のモデルと言われている。松井田町の出身で永平寺修行中に召集。ビルマ(ミャンマー)などで従軍。復員後、昭和22年(1947年)から雲昌寺の住職を務める傍ら、昭和村の開拓に尽力。教育や文化の発展にも大きく寄与している。

円乗院は寛文2年(1662年)僧・存清の創立と伝わる。9世・寂弁法印の示寂以降は無住となっている(景徳山遍照寺兼務)。寂弁法印は上野寛永寺の出身で、村民からの信望も厚かったとされる。最期は自ら石棺に入り、念仏を唱えながら即身仏となったという。

箱根神社は久寿元年(1154年)相州箱根山大権現を勧請したと伝わる。伝承では仁平年間(1151~54年)のある年、現在神社のある裏山の高根という岩にきらきら光るものがあった。村人が不思議に思い近づいてみると、金の御幣束であった。その幣心に相州筥根大権現と書いてあったので、村人は大権現さまが飛来したとして仮宮を造り祀ったとのが始まりという。

小幡藩陣屋の大手門は寛文6年(1666年)小幡藩3代・織田信久が建立している。寛永19年(1642年)に陣屋を福島から小幡に移したのは2代・信昌。大手門は格式の高い四脚門だったとされる。なんだかんだ言って織田信雄が正二位・内大臣の地位にあったことから、信久の時代も織田家の格式は高かったと考えられる。


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